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心臓リハビリテーションを始める前に
心臓リハビリテーションは安全に行ってこそ意味があります。そのためまず初めに必ず医師が診察を行い運動して支障がないかを判定します。運動可能と判断した場合でも、いきなり強い運動をすると心臓に負担がかかりすぎてしまうかもしれません。
そこでどの程度の運動が現状の心臓に適しているのかを把握するためにCPX(心肺運動負荷試験)と呼ばれる検査を施行し、CPXで得られたデータに基づいて患者さんの状態に応じた個別プログラムを作ります。したがって心臓リハビリテーションで提供する運動プログラムはオーダーメイドであるといえるでしょう。